2014年1月20日月曜日

ノロウィルスにご用心1

こんにちは!!

今日は二十四節気の一つ『大寒(だいかん)』ですね。文字通り【1年で最も寒い日】ということですが、期間としての意味もあり、その場合今日から次の節気『立春』(今年は2/4)の前日までを指します。
名古屋では今シーズン最低気温の−2.1℃を記録したとのニュースがありましたが、豊田はさらに低い−3.9℃だったようです。

暦どおり厳しい冷え込みがつづきますが、皆さん体調は崩していませんか??

さて、昨年はインフルエンザの記事を書きましたが、
今シーズンも12月頃から流行が始まったようで、今のところ(1/15現在)は、AH3亜型(A香港型)のウィルスが最も多く検出されているそうです。

ところで、サッカー部の選手のご実家もある浜松市では、市内の小学校で、合計1000名以上の欠席者がでて、風邪やインフルエンザ以外に数名の生徒からノロウィルスが検出されたそうです。

と、いうわけで今回は、ノロウイルスについて。


ノロウイルスは、

ウイルス性食中毒の原因物質の1つで、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こします。

・大腸菌などの細菌や他のウイルスと比べてとても小さく人の体内(小腸上皮)でのみ増殖します。

感染力が強く、少量(10~100個!!)のウイルス量でも感染します。

・ノロウイルスによる感染症は、年間を通して発生していますが、乾燥寒さに強く低温状態でも長く生き延びる為、11~3月の冬季に流行します。

・一度感染した人でも、何度も感染することがあります。

・ノロウイルスは加熱及び次亜塩素酸ナトリウムに弱く、85℃1分以上加熱で死滅します。



症状としては、体内にウイルスが入って感染すると、平均1~2日の潜伏期間を経て、
主に吐き気嘔吐腹痛下痢微熱等が発生するが、その度合いには個人差があります。通常は1~2日でおさまります。

また、感染しても発症しない場合(不顕性感染・3割程度)や軽い風邪のような症状で済む人もいます。
自覚症状がなくなってからも2~3週間、ウイルスの排泄が続くことがあります。


Part2では、感染経路予防・対策について書こうと思います☆

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