12月の中間試験中に、「試験期間中に、つい、部屋の…」という書き出しで、記事を書かせていただいたことを覚えていますか?
これは、いわゆる「あるあるネタ」であるだけでなく、心理学で真面目に(?)研究されている行動や行為で、「獲得的セルフハンディキャッピング」と呼ばれます。
では、
例によって、まずはWikipediaから…
セルフ・ハンディキャッピング(Self-handicapping)とは、自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。エドワード・E・ジョーンズらによって提唱された。自分自身にハンディキャップを付けること、の意味である。
…いまいち有益な情報が得られませんでしたね。
付け加えると、セルフハンディキャッピングには、
「(本当はやっているのに)全然勉強してないよ~」なんて嘆いてしまう「主張的セルフハンディキャッピング」
と
先の例の「獲得的セルフハンディキャッピング」
の2つがあります。英語圏では、セルフサボタージュ(self-sabotage または self-sabotaging)がよく使われ、日本人にとってもこちらの方がしっくりくるかもしれません。
一見、これらは異なる言動のようですが、「できなかったときの予防線」という意味で同一の括りとされます。また、いずれも「あるある」なのが「試験」というのもちょっと面白いですね。
ちょうど試験前といえども、ここはサッカー部ブログですので、勉強の話はこれくらいにしますが、
皆さんは、サッカーについても身に覚えがありませんか?
「サッカーでうまくいかないのは、○○のせいだ。」
「自分は○○なので、うまくサッカーできなくても仕方がない。」
身の回り、グラウンド、部室等の清掃・整理整頓ができていない
サッカーノートが続けられない
等々。意図的、無自覚どちらもあるようですが、これらの言動は「本当はこんなはずではない」とか「頑張って失敗するのが怖い」という自尊心の裏返しの表れなのです。
いろいろ調べてみたものの、残念ながら、効果てき面の解決策は見つかりませんでした。
ネットで調べられる限りでは、このブログの記事が一番納得いく説明のようです。
簡単に解決できるのならば、「あるある」とはなりませんよね?
努力に勝る才能はなし。
継続は力なり。
ふと思いつきましたが、自分のためだと甘えてしまっても、チームのためならば頑張れるかもしれませんね。
ラグビー用語ですが、
One for all, all for one.(ひとりはみんなのために!みんなは勝利のために!)
何か自分の励みになる言葉を念じて、頑張っていきましょう!
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