2014年1月31日金曜日

セルフ・ハンディキャッピング

こんばんは。

12月の中間試験中に、「試験期間中に、つい、部屋の…」という書き出しで、記事を書かせていただいたことを覚えていますか?
これは、いわゆる「あるあるネタ」であるだけでなく、心理学で真面目に(?)研究されている行動や行為で、「獲得的セルフハンディキャッピング」と呼ばれます。

では、
例によって、まずはWikipediaから…

セルフ・ハンディキャッピング(Self-handicapping)とは、自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。エドワード・E・ジョーンズらによって提唱された。自分自身にハンディキャップを付けること、の意味である。

…いまいち有益な情報が得られませんでしたね。

付け加えると、セルフハンディキャッピングには、

(本当はやっているのに)全然勉強してないよ~」なんて嘆いてしまう「主張的セルフハンディキャッピング



先の例の「獲得的セルフハンディキャッピング

の2つがあります。英語圏では、セルフサボタージュ(self-sabotage または self-sabotaging)がよく使われ、日本人にとってもこちらの方がしっくりくるかもしれません。

一見、これらは異なる言動のようですが、「できなかったときの予防線」という意味で同一の括りとされます。また、いずれも「あるある」なのが「試験」というのもちょっと面白いですね。


ちょうど試験前といえども、ここはサッカー部ブログですので、勉強の話はこれくらいにしますが、
皆さんは、サッカーについても身に覚えがありませんか?

「サッカーでうまくいかないのは、○○のせいだ。」


「自分は○○なので、うまくサッカーできなくても仕方がない。」


身の回り、グラウンド、部室等の清掃・整理整頓ができていない


サッカーノートが続けられない

等々。意図的、無自覚どちらもあるようですが、これらの言動は「本当はこんなはずではない」とか「頑張って失敗するのが怖い」というの裏返しの表れなのです。


いろいろ調べてみたものの、残念ながら、効果てき面の解決策は見つかりませんでした。
ネットで調べられる限りでは、このブログ記事が一番納得いく説明のようです。
簡単に解決できるのならば、「あるある」とはなりませんよね?

努力に勝る才能はなし。

継続は力なり。

ふと思いつきましたが、自分のためだと甘えてしまっても、チームのためならば頑張れるかもしれませんね。

ラグビー用語ですが、
One for all, all for one.(ひとりはみんなのために!みんなは勝利のために!)

何か自分の励みになる言葉を念じて、頑張っていきましょう!

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