2017年7月24日月曜日

高専大会7連覇ならず…

前人未到の7連覇ならず…

こんにちは!

既に皆さん結果はご存じのところですが、 第55回東海地区国立高等専門学校体育大会サッカー競技にて、残念ながら、豊田高専は準決勝で鈴鹿高専に敗退し、地区大会7連覇はなりませんでした。

豊田高専は、7月8日(土)11:00キックオフの準決勝B1
鈴鹿高専 vs 豊田高専 が初戦でした。

試合前の記念撮影

このカードは実は昨年の東海地区決勝と同一で、完全抽選で組合せが決まる理不尽さを感じるところではありますが、
そんなことは言ってられません。
ちなみに昨年の決勝戦は80分で決着が付かず、さらにPK戦も9人目までもつれ込んで、
豊田が勝利しています。

淡々と試合に臨んでいないか?

試合展開は、60分で決着をつけたい豊田に対して、PKまでもつれ込んでもやむなしの鈴鹿
といった様相で、
トータルでは、やや心理的な焦りやイラつきを表わしてしまった豊田に分がなかったように思います。

試合内容はコーナーキック、スローインといったセットプレーからいい形を作る豊田でしたが、
何度か得られた決定的と見られる場面も決めきることができませんでした。
一方、鈴鹿はもっと攻め込む力があるように見えましたがカウンター作戦に徹しており、
豊田が前がかりになってしまったところをうまく抜け出し、
前・後半それぞれで1回ずつ大ピンチを迎えましたが、
そこはGK 1 村岡大輝選手のファインセーブで切り抜けました。

わずか60分で全国行きを決められるこの試合でしたが、
昨年同様スコアレスドローで終了し、PK戦にもつれ込みました。
PK戦では鈴鹿は1番手にGK選手を繰り出してくる奇策をみせてきましたが、
残念ながら対応できず、
キッカーも前日練習で不調だった8 加納勇次選手17 畑音以人選手が決めることができず、豊田の短い夏は終わりました。



過去、決してPK戦が強かったわけではない豊田高専ですが、
順調に勝ち進むことができた昨年はもっと楽しんで臨んでいたように思います。
5高専の実力が拮抗している地区大会は、来年もPK戦にもつれ込む可能性は大です。
そこで100%とは言いませんが、ある程度の確率で勝てる戦略を持って、
大会に臨む必要がありそうです。


その後は、現大会方式になって初めて、豊田高専は順位決定戦に回り、
来年につながる試合をしつつ、3位を目指すこととなりました。

非常に難しいのですが…気を取り直して、次に繋げられるか?

7月8日(土)15:30キックオフの順位決定戦B3鳥羽戦は、
鈴鹿戦で全力を尽くした後のリザーブメンバー中心で臨んだ難しい試合でしたが、
試合序盤はうまくペースを掴めず、コーナーキックからあっさり2失点を喫してしまいます。


その後は豊田ペースで試合が進むものの、点を取る形はほとんど作れず、
後半12分に17 畑音以人選手がひとりで持ち込み、ひとりで押し込んで何とか1点取るのが精一杯の後味の悪い試合でした。

応援組をねぎらう試合ができているか?

翌日7月9日(日)13:00キックオフの順位決定戦C3の沼津戦は決勝をPK戦で鈴鹿岐阜を下した後のリアル消化試合で、非常にやりにくい中行われました。
この日の第1試合で沼津鳥羽を3-0で下していましたので、
豊田沼津に2点差以上勝ちで3位となります。

このチームでの最終戦になります。

この試合は、実力的にはほぼ互角でしたが、体力的に余裕がある豊田が優勢に試合を進め、
前半11分には7 渡辺拓実選手が、14 河田一輝選手のシュートのこぼれだまをうまく押し込み先制します。

先制ゴールの7 渡辺選手

豊田は試合の流れを掴んだものの「順位決定リーグ」の試合であることを考えると、
2点差以上つける必要がありましたが、
結局そのまま1-0で試合終了となりました。
試合単体ではいい形で終えたようにも見えますが、
沼津側からみれば、1点差負けまでは「勝ち」だったわけですので、
その分は差し引いて考えなければなりません。

まずはお疲れ様でした。

くじ運が結果を大きく左右する大会方式ですので、単純には計れませんが、
地区大会4位という結果をどのように受け止めましたか?
昨年の豊田の3連勝、今年の鈴鹿のPK戦2連勝は、この大会の性質を如実に現しています。
大会前、コーチ・監督が「勝ち続けることの重要性」を訥々と説いてくれていましたが、
その意味を理解し、改善していかないと、来年も同じことの繰り返しになりかねません。

既に新チームが始動しており、江崎監督からも一定の評価を受けていますが、
これを1年間継続し、新しい豊田高専サッカー部を作り出せるか、
そして、再び栄光の連続優勝を積み重ねられるか…
現在の現役選手にかかる責任は重大です!!!

お疲れ様でした♪

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